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プラちゃんの部屋~変てこスリランカ人留学生(だった)奮闘記~

漢字間違えてても言葉変でも気にしないでね~

スリランカのお葬式

皆さん、こんにちは!
いつも、見に来てもらってどうもありがとう!
最近はまだまだすごく寒くて、今日は大雨だし、日本は不況で大変だけど、
皆さんは元気で仕事とか家のこととかいろいろ頑張ってますか?
わたしは、暑い国に生まれたから冬はすごい苦手で時々風邪をひいちゃうことが多い。
原因は、わたしはスリランカにいたときは、いつも水で体を洗っていたから
熱いお風呂に入るのが苦手で、ぬるいお風呂でゆっくりいろいろ考えたりしていると、
お風呂から出たら、寒くてくさみがいっぱい出て風邪をひいていることが多い。
陽子ちゃんも最初は、かわいそうに思ってくれたけど、何回もだから最近は「またぬるいお風呂に入ったね!これから温度管理をするよ」と怒られることが多い。
でも、わたしは風邪をひいても気持ちがヤバイと思わないのは、風邪薬はスリランカのアーユルヴェーダで作るやつがすごい効くからだ。それは薬草とか木の枝とかを鍋でお湯に入れて煮てつくる薬だけど、これが風邪にすごい効いてすぐに治っちゃうから安心していた。でも、やっぱりあれも薬だから、ぬるいお風呂で遊ばないで風邪をひかないように気をつけないといけない。

You tubeできる人は、これクリックしてみて。いつか大きな家族で踊りたい曲。



そういえば、この前のブログでスリランカの悪魔祓いの話を書いたら、お客さんからスリランカのお葬式はどんなのですかと質問をもらったから、よかった。よかったというのはブログのネタをいろいろ考えないですんだからだ。
スリランカのお葬式は、日本と180度くらい違う。
違うというのは、着るものとかやり方とか、考え方とかが全然違うからだ。まず着る服が日本は黒だけど、スリランカはみんな白い服をきる。男の人は白いシャツにサロンという格好で、女の人は大体白いサーリーを着る。
スリランカではお葬式は、「マラゲダラ」というけど、これは「マラ」は死ぬ意味で、「ゲダラ」は家の意味だ。その意味と同じように、スリランカのお葬式は大体家でやる。それも3日以上かけて、時々は一週間くらいやる。死んだ人は、最初にお葬式屋さんにお願いして、熱いスリランカでも何日も腐らないようにお腹を切っていろいろ処理をしてもらって、綺麗にしてもらって家に運ばれてくる。お葬式は、お坊さんが来てピリットというお経を言って、死んだ人が迷わないで良い来世にいけるようにしてあげる。

それと、大きな違いはお葬式は、死んだ人の家の人だけではやらない。村の人がみんな協力してやることだ。それはとにかく、お葬式には人がいっぱい来るからだ。いっぱいってどれくらいかというと、わたしのおじいちゃんのお葬式には何千人も来たというくらいだ。
どうして、何千人もくるかというと、親戚や仲が良かった人や知り合い以外に、知り合いの知り合いとか、時々は全然知らない人もくるからだ。なんで知らない人もくるかというと、お葬式では来た人みんなにご飯をごちそうしてあげるからだ。何故かお葬式のときのご飯は超おいしくて、みんな行きたい気持ちになる。来た人何百人とか何千人も人に死んだ人の家族がご飯をつくるのは、出来ないでしょう。家族が死んでしまったことがすごくショックで最初は悲しいことだから、やっぱり落ち込んでいる人もいるし、そういうときにご飯を何千人分もつくることが出来ないでしょう。だから、村の人がみんなで協力して作ってあげる。それでお葬式に行くと、「じゃあ、あなたはあの家に行って、ご飯を食べて」と近くの家を紹介してくれる。これが信じられないくらいおいしい。だから、スリランカでは「どこの村のどこかでお葬式がある」という情報を聞くと、みんなで「行こう!行こう!」とまるでお祭りのような気持ちで行く。わたしも若いとき、若い男みんなで自転車でお葬式にいろいろ行っておいしいご飯を楽しんでいた。でも、これはスリランカでは「ずうずうしい」ということにはならない。こういう知らない人やいろんな人にご飯をごちそうしてあげることが、死んだ人にピンになる。ピンというのは日本語で「功徳」ということで、お葬式に行った人にごちそうをしてあげることが、死んだ人が善い行いになって、来世に良いポジションに行くことができるということだからだ。だから、お葬式には知らない人まで何百人何千人もくる。

でも、知らない人がくるということは少し危ないこともあるでしょう。だから、お葬式の家を守るために、お葬式の家をガードをしてあげる人が必要になる。ガードする人は、夜から朝までとか、出来るときにいてあげるんだけど、大体これは若い男が何人もいる。それで、ガードは日本のガードマンみたいに立ってこわい顔をしているんじゃなくて、家の前に椅子とかテーブルをもってきてみんなでゲームをやったりしながらお葬式の家を守っている。こういうとき、近所の人がガードしてくれているからということで、ビスケットとか、ミルクティーとかいろいろおいしいものを持ってきてくれる。だから、みんな盛り上がって、お葬式の家の前でキャーキャーやりながら、おいしいものを食べながら、みんな友達と楽しんでいる。でも、これは死んだ家の人は、こういうことをすごく感謝している。

お葬式で最後の日に、亡くなった人の体をお墓にもっていくときは、みんなで行列になっていくんだけど、お墓をつくったあと、そのまま自分の家に帰る人もいるけど、希望する人はまたお葬式の家に戻ってくる。それで、またご飯をごちそうしてもらう。これは「マラ・バタ」という。「マラ」=死ぬ、「バット」=ご飯の意味だ。これが死んだ人の最後のピン(功徳)になる。だから、家族の人は、そのご飯を食べてほしいと思う。あのご飯は、メニューが決まっていて、パリップというレンズ豆カレーと、干した魚のカレーとかだけど、あれがなんでかわからないけど、超おいしくてたまらない。だから、みんなで「マラバタ食べにいこう」と言ってお葬式に誘っていくんだね。

こんな風だから、日本の悲しいだけのお葬式みたいな感じとスリランカのお葬式は完全に違うと思う。一番大きな違いは、精神的なスタンスのことだと思う。スリランカでは、お葬式は亡くなった人を来世に送り出す式だから、死んだ人がいいところにいけるように、出来るだけピン(功徳)を作ってあげて、じゃあ来世にいってらっしゃいという気持ちでみんな参加する。それは、死んだことは悲しいことだけど、仏教では「死」=悲しいじゃない。仏教では「生きる」=悲しいのほうだからだ。生きていることはお金や仕事の問題とか、家族や人間関係の悩みや恋愛や結婚の問題や、病気とかいろいろ苦しいことばかりだ。人生は苦しいことばかりだから、来世ではもう少し良いレベルになれるように希望する。それで、最終的には輪廻転生という生まれて死んで、生まれて死んでという循環を終らせることを目標としている。これがNirvana(ニルヴァーナ)という涅槃にいくことで、日本語では「解脱」という。

だから、スリランカのお葬式はいなくなってしまうことは寂しいことだけど、次はもっと良い世界で良い人生ができるように送ってあげることだ。だからだと思うけど、スリランカには幽霊はあんまりいない。日本ではすごく幽霊がいっぱいいるでしょう。わたしは前テレビをみて、びっくりしたけど、日本では死んだ子供とか人のことをずっと悲しくて、いつも死んだ人の分のご飯もつくってテーブルにおいたり、死んだ人の部屋をそのままの形でとっておいて、一番驚いたのはあの家族が「いつでも戻ってこれるように」と言ったことだ。あれは、スリランカではどれだけ「パウー」になることか知らないでしょう。「パウー」とは、かわいそうの意味だけど、功徳の反対の意味で死んだ人が悪いことになっちゃうの意味だ。あんな風に、ずっと家族が思っていたら、死んだ人は来世の輪廻転生に乗れなくなってしまう。だから、この世界に残って幽霊になってしまう。だから、日本は異常に幽霊が多いと思う。スリランカでは幽霊は「ホルマン」というけど、わたしはホルマンと聞いてもなんかさっぱりした感じで、全然こわい感じがしない。
でも、日本語で幽霊ときくと、なんかどろどろした感じで超こわくてたまらない。幽霊になって存在しちゃうのは、すごく苦しい世界だから、日本は、そういうふうに愛している家族が死んで苦しいところにいないように、明るい来世に送ってあげる気持ちにならないといけないと思う。スリランカのお葬式は、そういう意味ではわたしは、やっぱり仏教の良いところをちゃんと理解しているから出来るお葬式だと思う。

でも、今ではスリランカでも、お金持ちの人が増えていって、お葬式のご飯を食べることがなんか貧乏で恥ずかしいみたいに思って、わたしはいらないと言って断る人も増えている。それはどんなに国が発展しても、ちゃんと守っていかないといけない伝統のことだと思うけど。

わたしのおじいちゃんのお葬式のとき、来た人にご飯をいっぱい作ってあげないといけなかった。あのとき道の向かいにある超お金持ちの家のお父さんが「じゃあ、うちでも作ってあげようか、何人分くらい用意したらいいか?」ときいたから、わたしの家族は「100人くらいかな」と言った。そうしたら、あのお金持ちの人は「あーそんなにいっぱいは無理だ。10人分くらいかと思った」と言って断った。それをずっと聞いていたわたしの家の隣のお金持ちじゃない小さい店のお父さんが「じゃあ、うちで用意してあげるよ、何百人きてもいいよ」と言って、ご飯を準備してくれた。わたしたちはすごく感謝したけど、お葬式で、ご飯をたくさん作ってあげることはその人のピン(功徳)になるんだよ。最後に作ってくれると協力してくれた家は、きっとお金もかかって大変だけど、それが自分達のピンになるということもちゃんと理解しているし、優しい人たちだからやってくれたと思う。そういう協力は、本当に良いことだから、来世も良いところに近づくことができると思う。ご飯を作るのを断った、あのお金持ちの人は結局、いつもそういう感じだ。いくらお金があってスリランカではハイレベルと思っているけど、精神的にはどれだけレベルが低いかなあと思う。
スリランカが発展していくと、そういうお金持ちの人も増えて、古い伝統も少なくなっていってしまうと思うけど、わたしはそういうスリランカの良いところは、残っていけるように学校で教えることもやりたいと思っている。

全然関係ないけど、最近出来たお客さんのブレスレットだ。




ブレスレットもいろいろ作り方を工夫してもらって、どんどん綺麗に使いやすくなっている。御徒町のすごい上手な職人さんがこのブレスレットを見て、石もいいやつを使っているし、最低30万くらいはするでしょうと言ってくれた!デパートの1階とかで売っているようなブランドのジュエリーは、どれだけ地金を少なくして薄くして安くつくるかということで石もこんなに良いものを使わないって。オーダーメイドだし、わたしのお店のブレスレットは、デパートの8階とか上の階のハイジュエリーの店にすごい高い値段でおいてあるものだと言ってくれた!ちゃんと利益をもらうなら、本当はわたしたちも値段を上げたい気持ちはあるけど、わたしのお店は利益が1番の目的じゃないからいいと思っている。
ブレスレットが綺麗にできて私も嬉しいから、いろいろ形をつくって遊んじゃった!
このお客さんは、前にベビーリングペンダントを買ってくれたお客さんだけど、メールをみていると、とても性格が良くて優しそうな女の人だから、わたしがいろいろ遊んでも許してくれるかなあと思う!あとちゃんと陽子ちゃんが浄化をしてくれるから!
でも、性格が良さそうないい人だから、やっぱり良いものをもらえるんだね。
今度は自分の手に宝石が見えるから、もっと石がパワーをくれると思う!


お葬式話と関係なくなっちゃったけど、いつもありがとうございます。
スリランカはお葬式もいろいろ写真を撮るから、今探しているけど
あったらまた写真を入れるよ!
長くなっちゃったけど、読んでもらってありがとう!
皆さんも風邪とかいろいろ仕事とかストレスで病気にならないように
野菜をいっぱい食べて頑張って元気の春になるといいね。

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コメント

はじめまして

ブラちゃん、おはようございます。
訪問者履歴にありましたので、ときどきこちらのブログを読んでおりました。
スリランカのお葬式の考え方、死生観、いいなあと思います。

日本人は元々死について悲しみや穢れの意識が強いので、
頭で解っていても、完全にこういう感じにはならないでしょう。
だけど肉体から離れてからの事を大事に思うという意識、
本来のその人自身に戻っていくという考え方でしょうね。

スリランカの事や、石のお話も愉しみにしています。

  • 2009/02/01(日) 09:39:09 |
  • URL |
  • 白猫 #-
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はじめまして!

読んでもらってどうもありがとう!
日本は、村じゃないし近所人といっぱい一緒にやるイベントが少ないから、スリランカみたいなお葬式はできないね。
考え方の違いは仏教の教え方が違うこともあるかもしれない。いろいろ考えていこうと思う。
わたしも日本のいろいろ不思議なことを知りたいから、またブログも見に行きます。

どうもありがとう!

  • 2009/02/01(日) 16:45:51 |
  • URL |
  • Prasanga #-
  • [ 編集]

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