プラちゃんの部屋~変てこスリランカ人留学生(だった)奮闘記~

漢字間違えてても言葉変でも気にしないでね~

仏陀の白い象

皆さん、こんにちは!
いつも見に来てもらってどうもありがとうございます。
あと、お店の注文もいろいろありがとうございます。
最近は、お客さんによって、個性がいろいろの自分だけのものを
注文してくれるお客さんも増えて、わたしはすごく楽しく仕事をしている。
宝石の店はいっぱいあるのに、わたしのお店に興味を持ってもらって
頑張ってためたお金で、わたしのジュエリーを買ってくれるのは
本当にありがたいことだと思って、いつも感謝しています。

今日は、わたしのことを書きたいと思っている。
わたしの手のひらには、マメという皮膚が硬くなって、かたまっているみたいな跡が
まだ少し残っている。これは何の跡かというと、わたしが10年前にスリランカにいたときに
やっていた仕事で出来たものだ。
わたしは約10年前に、日本にきたけど、日本にくるまでは家でココナッツマットを
作る仕事をしていた。あの当時、スリランカはまだ大学も少なくて、スリランカで大学に行ける人というのは、ほんの少ししかいなかった。それは日本のセンター試験みたいなやつのスコアで合格か不合格を決める。わたしは4点足りなくて、スリランカでは大学に行くことができなかった。だけど、4点足りないスコアは、スリランカでは結構高いスコアで、これが災いをしてお金をどんどん稼げる仕事にもつくことができなかった。

それはどういうことかというと、スリランカでは日本の履歴書に学歴をかくみたいに、スコアも書かないといけない。そうすると、高いスコア人は、管理職みたいに高い給料をあげないといけないから、このスコアだとうちでは給料は払えないと言って、もっと低い給料でやとうことができる、スコア低い人を採用するからだ。だからわたしは、なかなか採用してもらうことが出来なかった。日本だと、反対で学歴が良かったら、良いところに採用してもらえるけど、スリランカでは中途半端いに良いとなかなか仕事がなかったんだよ。
一度、空港のレストランのマネージャーに採用されたけど、あれは何日も寝る時間がないくらいに忙しいのに、給料がちゃんと支払われなかったからやめた。
だから、わたしの家はココナッツの繊維で作るマットを作っていたから、それを手伝って生活をしていた。

たぶん、皆さんも日本で見たことがあるでしょう。こういうやつで、よく玄関においてある。



わたしは、日本でこれが売られているのを見たときにびっくりした。
それは値段のことだ。日本ではこのタイプのマットは、大体2980円とか3000円前後で売られているからだ。陽子ちゃんにきくと、この価格は大体20年くらいは変わってないという。

わたしは、スリランカでこれを1日に100個つくる目標だった。だけど、手がいたいから
結局半分くらいしか作れない。
こんな大きなペンチを使って頑張ってつくる。



この仕事は、大変なんだけど女の人でもやっているんだよ。



ココナツの繊維を、針金みたいなワイヤーに通して、一生懸命力を入れてワイヤーを切って
形を作っていかないといけない。すごく指や手、腕の力を使う作業で、毎日やっているともう、
腕が「けんしょうえん」の状態になって、朝起きると腕が動かなくなっている。
木を拾ってきて、お湯をわかして、お湯に腕をゆっくりつけていると、段々動くようになって、
痛いけど仕方がないから、またその日も仕事をする。これが毎日続いていた。
そして、わたしがあのココナツ玄関マットを1個つくるのにもらっていた給料は、
なんと3ルピーで、3円くらいだ。それが日本でまさか3000円で売られているなんて、考えられなかった。毎日、頑張っても頑張っても上がらない給料で、腕と手が痛い仕事で、わたしはそれでも1日100個つくると決めて、毎日仕事をして、大体一ヶ月2500~3000ルピー(円)
くらいの給料をもらっていた。足りないところは、わたしは英語が出来たから、英語の塾をやって、少しお金を稼いで、コロンボのコンピュータスクールにも行ったりした。

日本に来たきっかけは、わたしの叔母さんのレーヌカさんが、日本に交換ボランティアという形で、大阪の老人ホームでボランティアをやる人に選ばれて、日本にきたことがあったからだ。そのきっかけで、レーヌカさんは日本で大学にもいった。あのとき、うちのお母さんが、日本にいるレーヌカさんに「うちのプラサンガは日本に行けないか?」と遊びかんじで言った。レーヌカさんは、わたしなら大丈夫かもしれないと思って、わたしを留学生として日本の大学にいけるように、いろいろ手続きをやってくれた。
でも、スリランカ人は日本の大学が合格をくれても、スリランカの大使館がなかなか日本へ行くビザを出してくれない。それは不法就労の問題があるからだ。だから、スリランカの大使館は、日本に行きたいスリランカ人が、ちゃんと日本で働かないでもお金があるかどうか、いくら持っているかチェックするために、銀行に200万くらいあるのをチェックしたり、面接をやったりする。当然、わたしはそんなお金持っていなかった。

わたしのお母さんは、ホロスコープの占いをやってくれるおじさんのところに、なんとかわたしが良いラッキーにのれるように相談しにいったら、「もし、うまくいきたいのなら、指輪をつくったらいい」と言われて、アパラムッダを作ったんだよ。

このアパラムッダは、お金が無かったから、今から考えると地金も薄くて、石も2.8mmで小さかったし、品質もあまり良いものを使っていなかった。それでも、あのときのわたしにとっては、あの指輪はすごくキラキラ輝いていて、何か魔法の指輪みたいに大事だった。わたしは仏陀の教えを守って、一生懸命仕事や勉強を頑張っていたから、きっと効果があると信じていた。

これはわたしの昔のアパラムッダだよ!クリックしてみて。



そうしたら、わたしは面接のときに、ちゃんと英語で受け答えが出来たのもあるけど、わたしはあのとき口座に2~3万しかなかったんだけど、それに関係なく大使館がビザをくれたんだよ。それで、わたしは日本にくることが出来た。やっぱりあのタイミングで指輪を作って本当によかったと思う。

それで、日本にきてみたら、わたしが苦しくて痛くて頑張って作って3円しかもらわなかった
ココナツマットが3000円で売られていたのを知った。
つまり、生産者には1000分の1しか利益がもらえないという状況だ。
わたしは、やっぱり発展途上国がどれだけ貿易で搾取されているかということがわかったんだよ。それで、もっと経済の勉強がしたくなって、経済を勉強するために、経済学部の大学に入った。ちょうどそれくらいのとき、陽子ちゃんが大学院でスリランカの研究をやっていて、知り合って結婚したというわけだ。

わたしのホロスコープは、決してラッキーのものじゃない。
だから、わたしはスリランカという発展途上国に生まれて、その中でも特に貧しい家で、15~6歳まですごく貧乏で、ご飯が食べれなくて学校で倒れるくらいの大変な生活だった。そのあとも、やっぱり貧乏で困ることが多いし、お金がないことで恥ずかしいことも多い生活だった。仕事はやってもやってもお金が多くならないし、体がもう限界になっていた。でもわたしは長男だから、ちょっとでも多く稼いでやっていかないといけないから大変だった。だけど、今考えてみると、大きな自然の中で、いつも朝と夕方には瞑想をしたり、仏教のことを勉強したり、時々みんなで森の中でおいしいフルーツを取りに行って楽しんだり、精神的にはすごく豊かだったと思う。今の日本の人を見ると、お金を稼ぐことができても、年金や保険とか住民税でいっぱいとられて、残るものは少ないし、自分の好きなものは結構買えても、毎日プレッシャーがいっぱいで精神的に不安定人が多いでしょ。どっちもどっちなあと思うけど、わたしは不幸だなあと思ったことはなかったのは、仏陀の教えがあったからだ。

今は、わたしは日本でぜいたくをしなければ、好きなものも好きなだけ食べることが出来て、きれいなベッドで安心して寝ることが出来る生活だ。精神的にもわたしはあまりアップダウンなくて、地震みたいにグラグラ揺れることはあまりない。それはどういう状況になってもそれが世界だという仏教の教えがわかっているからだ。わたしが一つだけ希望があるのは、陽子ちゃんより後で死んで、陽子ちゃんが死んだとき、サンサーレで迷ってしまわないように、ちゃんと仏教のピリットや儀式をやってあげたいということだ。

でも、やっぱりわたしの人生で、何か大きな力が働いて、助けられているなあと思うのは、
あの時わたしが日本に来れたことと、陽子ちゃんと知り合うことが出来たことだ。
それは、わたしの人生ですごくラッキーのことだったと思っている。それと、今こういうスリランカのことを紹介できるお店でビジネスを出来ていること、お客さんも理解してくれること、わたしが自分の意見を言えるような場所があって、今、これを読んでくれている、あなたみたいな、
わたしの意見を読みにきてもらっている人がいることがすごくラッキーなことだと思って、
いつも心から感謝している。

だけど、わたしはまだ何かやることがあると思っている。
仏陀や神様やアパラムッダは、なぜわたしを日本に来るように助けてくれたのか、
何かわたしには大きな役割があるんじゃないかなあと思っている。
わたしが発展途上国で生活していた経験と、日本で見たこと、経験してきたことは、
きっと何かの役に立つためにあるんだと思っている。
スリランカだけじゃなくても、他の国でもいっぱい苦しい生活をしている人はいっぱいいる。
だから、何かそういう人たちのために、自分がいろいろ出来るようになるように
このまま、勉強し続けていきたいと思っている。

わたしは、一つの自分へのご褒美気持ちと、また新しい発展と感謝の気持ち、
仏陀の教えをずっと守っていく誓いの気持ちと、自分を正しいところにリードしていってもらえるように、新しいアパラのペンダントを作った。
プラチナで象を作って、ゴールドでいろいろかわいいデザインで飾りをつけてもらった。

どうして象にしたかというと、それは大きな理由があるんだよ。実は、仏陀のお母さんであったマヤは、ある日、寝ていたとき、白い赤ちゃんの象が右のわきから、お腹に入ったのを見たんだって。そしたら子供が出来たと言われている。それが仏陀だ。
つまり、白い赤ちゃん象は、仏陀の化身だったということだ。
この話があるから、いろいろアジアでは白い象は、尊い人が生まれるお知らせとも
いわれている。

だから象は、白い象じゃなくても、アジアやスリランカでは特に大事にされている。
スリランカでは、キャンディという都市のお寺には、仏陀の歯が保存されている。
それが1年に1回、象の背中に乗せて、みんなに見せてもらえる日がある。
それは「ペラヘラ」というお祭りなんだけど、その日は象は何十頭もおしゃれをして行列を作って、歩くんだよ。それと、仏陀の歯を運べる象は、すごい大きくて威厳があって頭が良い
綺麗な象が選ばれる。途中でいろいろダンスや歌もある。
あれを見たいためにくる観光客人もいっぱいいるんだよ。

だから、わたしは動物が大好きだし、次のペンダントはゾウだ!と決めていた。
これは、仏陀のお母さんのところに現れた、白い赤ちゃん象をイメージして陽子ちゃんに
デザインを作ってもらった。
デザインは、ゾウというのはすごく難しくて、ちょっと間違えると、なんか本物すぎて
かわいくならないし、まんがみたいになっても安く見えるでしょ。
それと、わたしにはゾウはアフリカ象とインド象は全然違う動物に思っているから、
絶対にインド象の形じゃないといけなかった。アフリカ象の特徴は、耳が大きくて、鼻にこぶがなくて、するっとしているけど、大人になると、暴れて野生になって人に従わない。
インドやアジアの象は耳が小さくて、頭にこぶがあって、大人になっても人間の考えをちゃんと理解して、優しくしてくれる動物だからだ。
だから、わたしは陽子ちゃんに絶対かわいい赤ちゃんのインド象になるように
デザインしてもらったんだよ。そうしたら、超かわいいゾウの絵ができた。
これを職人さんと、どうやったら少し立体的なゾウさんで綺麗に出来るか
何ヶ月もかかってデザインを作っていった。

これがそののペンダントだ!クリックするとスリランカのペラヘラ動画だよ!




出来上がったペンダントは、本当に絵のままのすごく綺麗でかわいい、わたしの象が出来て
びっくりした。
陽子ちゃんのデザインも上手だけど、それをそのまま硬い貴金属の地金と宝石で
形をつくることができる職人さんが素晴らしいと思った。

この象は、表側だけじゃなくて裏側も石を留めていて、肌に石がついて、いつも
石のパワーをもらえるようになっている。

このペンダントを見ると、象が嬉しいみたいに笑っていてすごくかわいいでしょ!
なんかわたしと一緒にいるのが楽しいのかなあという気分にもなるし、ホッとする。
だけど、何か強い仏陀のお守りみたいな気持ちが出来て、わたしを正しいところに
リードしてくれるような心強い気持ちもある。
それと、、、これをつけていると、自分が仏陀に見られているような気持ちもして
やっぱり、頑張ってやっていかないと!という気持ちにもなる。
これを欲しい人がいるかわからないけど、わたしはこういう仏陀の象シンボルの
安心の気持ちをしってもらいたいから、これをパターンで作ってもらって
商品化することにした。

わたしのやつは職人さんが、地金の板から一つ一つ形を作って、何ヶ月もかかって
やってくれたから、また新しく最初から作ると地金やダイヤを入れると何十万以上になるし、
とても高い。だけど、わたしのペンダントをパターンで型をとって、作ってもらうと、工賃は石の留めのお金だけでいい。わたしは出来るだけ、かわいいゾウを安く持ってもらいたいから、
シルバーで作って、3mmの綺麗な石を留めることができるようにした。
わたしの昔の指輪は3mmより小さかったけど、ちゃんと効果があったからだ。
出来れば、ナワラタナの石パターンで、5万円くらいというのがわたしの目標だった。
でも、陽子ちゃんと相談して、ナワラタナは出来れば、ホワイトサファイアとグリントルマリンは
入れないほうがいいということだったから、どうしようか迷った。
アレキサンドライトとダイヤモンドを入れるとコスト的にどうしても無理だからだ。
だけど、いろいろマネージして、少し小さいけど2.5mmサイズのアレキサンドライトと
VSクラスの綺麗なダイヤも入れることにしたんだよ。
サファイアやルビーもとても、厳しくチェックして買っている石だし、
石留め工賃を入れると、価格的には5万というのはすごくギリギリになった。
だけど、これは手軽に買えるということが目標だし、ナワラタナやアパラ石の効果と、
仏陀の白い象というお守りを出来るだけたくさんの人に持ってもらいたいことと、
今までの感謝の気持ちを入れた価格にしたんだよ。

今、だいぶ手のマメはうすくなって目立たなくなったけど、時々自分の手をぼーっと
見たとき、皮膚の硬くなってるところを発見して、ハッとすることがある。
今、こんな風に幸せでいるけど、まだまだ、あの仕事しかない人もいっぱいいるから。
あの仕事だけじゃなくても、途上国には苦しい条件仕事で生きている人がいっぱいだ。
ノートや鉛筆がなくて、勉強ができないで困っている子供もまだまだいるから。
早くしないといけないという気持ちはあるけど、わたしはあせらないでやっていこうと思う。
わたしの新しいペンダントは、きっとまた新しい次のステップに、
わたしを連れて行ってくれると思う。

今日は異常に長くなっちゃってごめんなさい。
興味を持って最後まで読んでもらってありがとうございました。
もう、どんどん冬になるから、インフルエンザに注意して
元気で毎日笑顔で過ごせるようにして下さい。



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