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プラちゃんの部屋~変てこスリランカ人留学生(だった)奮闘記~

漢字間違えてても言葉変でも気にしないでね~

生き方2

皆さん、こんにちは!
今日も、見に来てもらって、どうもありがとうございます。
最近はだいぶあったかくなってきたけど、突然寒い日に戻ったりでしょ。
でも、4月はいろいろ仕事でも人が変わったり、学校がはじまったり
なんか忙しくて心が落ち着かないと思うけど、体は元気ですか?
わたしは、最近地金の値上がりが最高になっちゃって
販売価格をどうしようか考えているけど、うまくわたしの頭を働かせて
マネジメントをやっていければいいと思って頑張っている。

前のブログはとてもシビアの話だったんだけど、
いろいろお客さんから感想をもらって、本当にわたしの言葉を読んでくれていて
すごく嬉しかったです。ありがとうございました。
前回はかなり深いところの話だったけど、今回はまたルワンダ紛争のツチ族の話でも
すごくポジティブサイドのお話を紹介したいと思う。

ここに一つの本がある。


これはあの紛争で生き残った「イマキュレー・イリバギザ」さんというツチ族の女性が書いた本だ。わたしは陽子ちゃんに宿題で読むことになっていて、途中まで読んでいったんだけど、やっぱり仕事が忙しいのと、わたしは日本語が横に並んでいるのを読むのは好きなんだけど、縦文字を読むのは大変で、結局陽子ちゃんに話を教えてもらっちゃった。でも、日本人の人だったらすぐに読めると思うから、よかったら読んでみてほしいと思う。

この本の主人公のイマキュレーさんという女性は信じられないくらい強い。
イマキュレさんは、ツチ族のちょっとお金持ちの家に育った女の人で、あの紛争が起きたとき、大学生だった。大学は実家からすごく離れていて、寮に住んでいたけど、あの紛争のとき、実家に戻っていた。実家のお父さんは、ツチ族の地域リーダーだったから、紛争のとき、ツチ族人がいっぱい実家の回りに助けてもらいにきた。でも、フツ族によるツチ族の殺人はもう、どうしようもなくひどくなって、家族はイマキュレさんだけでも助かるように、優しいフツ族の神父様がいる教会に逃げていきなさいといった。教会のフツ族神父様は自分のフツ族の家族にも知られないように、イマキュレさんや7人の女の人を自分の部屋のトイレの中に隠した。なぜなら、家族の誰かが自分の家にツチ族人を隠していることを外の誰かに言ったら、もうおわりだからだ。だから、神父様は家族の誰にも知られないように、自分の部屋から続いているトイレにフツ女の人を隠し続けた。結局、イマキュレさんは、そのトイレの中で90日間も隠れることになる!

そこのトイレは特に大きいわけじゃないし、7人女の人は床に座った状態でずっといないといけない。体を伸ばして寝ることはできない。その中には6歳7歳くらいの小さな女の子もいたという。みんな満員電車みたいに座ったまま、90日間隠れていた。
神父様は家族の誰にもばれないように彼女達を隠していたから、絶対に声を出してはいけないといった。ご飯も家族の残りのご飯を探して1日に1回か2日に1回くらいしかあげにいくことは出来ない。それもみんなで一人分くらいのすごい少ない量で、イマキュレさんたちはどんどん痩せていったという。最初トイレは7人座るのにキツくて大変だったのに、最後の方はみんなガリガリやせて、座ってる床に間があいたという。

フツ族の殺人者たちは、ツチ族の殺すリストを持って、一人残らず殺そうとしていた。だから、まだ見つけて殺していないイマキュレさんがその教会に隠れているんじゃないかと思って、何回も探しにきた。神父様はいないといっても、殺人者たちは神父様の言葉を信じないで、教会なのに、イマキュレさんたちを隠していないか部屋をめちゃくちゃに探した。でも、最初にイマキュレさんは、自分達がかくれるトイレのドアの前に大きなクローゼットを置いてくださいと神父様に頼んだ。そうしたら、ドアが見えないからだ。でも、薄い壁一枚あっちに、自分を殺しにナタや鉄の棒を持った、いっぱいの男達がきたという。それも1回じゃなく何回もきたという。だけど、そのたびに、イマキュレさんは「神様、どうか殺人者たちがクロゼットを動かさないようにして下さい、ここを見つからないように守ってください」と祈った。

90日間の間、イマキュレーさんや7人の女の人たちは、声を出さないように手で会話をしたという。ご飯も全然ないし、お腹がすいて、お風呂も入ることが出来ないから、頭に虫がいっぱいできたという。そんなひどい状況でイマキュレさんは40度くらいの熱や病気にもなった。でも、きっと神様が助けてくれると信じて、希望を捨てなかった。彼女は、カトリックだったから、お父さんがくれたロザリオをいつも握って、祈り続けて病気に勝った。でも、フツ殺人者は突然くる。

ある日トイレの窓の外からフツ族の殺人者たちの話し声がきこえたという。「あいつは修士号をもっているから、どんな頭の中か見るために、頭を割って中を見てやって殺したよ」という話し声だった。イマキュレさんは、村で修士号をもっているのは自分のお兄さんしかいないと思った。ああ、自分のお兄さんがひどい殺され方をしたんだと思ったという。

でも、イマキュレさんはそれでも希望を捨てたらいけないと思って、これからのことを考えて、きっと生き残ったら将来自分に必要なのは英語だと思って、神父様に頼んで英語の本を貸してもらった。イマキュレさんはその英語の本を隠れているトイレの中で2週間くらいで全部読んで単語を覚えたり頑張って勉強した。

でも、ある日夢を見たという。キリストが現れて、「あなたの家族はみんな殺された。だけどあなたは強く生きていかないといけない」と言われた夢だったという。イマキュレさんは信じないといけないという気持ちと信じられないという気持ちがあった。

最終的に90日後、神父様がうまくフランス軍のところに彼女達のことを知らせて、助けてもらうことが出来た。でも、そこで自分の家族が全員殺された現実を知った。だけど、イマキュレさんは、そこのキャンプでいろいろ通訳をしたり、困っている人のために働いた。いつも頭の中には、殺された優しい家族のことで苦しくて頭がおかしくなりそうだったというけど、そんな状況でも他の人たちのために働いた。

その後、自分はそういう仕事がしたいと思って国連で働きたいと思った。だけどそのためには自分が大学にいたことを証明するものがいる。服も隠れていたときから一つだけで汚かった。イマキュレさんは大学の寮にいけば自分の何か証明書があるかもしれないと思って行った。だけど、大学は軍人がいて入ったらいけないといわれた。だけどちょうどその時、もう一人いい人軍人がきて、わけを聞いて寮にいれてくれた。寮の部屋もやっぱりフツ族によってめちゃくちゃにされていた。だけど、めちゃくちゃの部屋に一つの封筒が落ちていた。その中には、自分の成績証明書とそのときにもらっていた奨学金が30ドル入っていたのが見つかった!そのお金はすごく大金で、彼女は美容院にいって、服を買って、その後一緒に暮らしていこうとしている女性達の一ヶ月分の食料を買うことができた。すごくスッキリして幸せな気分になったという。

大学にいた証明もきちんとした服も手に入って、彼女は自分みたいな人を助けるために国連で働こうと思って、面接を受けにいった。人事ひとは、あなたは英語ができるかと聞いた。イマキュレさんは隠れている間にトイレで習ったから「少しできます」と言った。あとパソコンが使えるかと聞かれたけど、出来ないと答えたら、面接は終わっちゃった。悲しく帰ろうとしたら、その建物の中で、ある男の人に声をかけられた。その人はイマキュレさんが昔付き合っていた女性に似ていたから、びっくりして声をかけたという。イマキュレさんは自分のことを全部話して、国連で働きたいといった。その男人は、じゃあ手伝ってあげるといって、国連の英語とコンピュータのタイピングの試験に合格するようにいろいろ教えてくれた。イマキュレさんは紙に書いたパソコンのキーボードを4日間くらい寝ないで練習して覚えた。結局彼女は、ハイスコアで試験をパスして、国連に入ることができた。

国連に入ったあと、何年かしてイマキュレさんは「次は自分には家族が必要だ」と思って、未来の旦那さんを絵に描いてみたという。背はどれくらいでどういう顔をしてといろいろ詳しくだ。それで半年以内に本当にその人は自分の前に現れて、「この人が自分と結婚する人だ」とわかったという。だけど、本当にそうなら絶対あの人はわたしを誘ってくれるでしょうと思って、自分から声をかけないで待っていたという。そうしたらあの人は、本当にデートに誘ってくれた。イマキュレさんは、旦那さんになる人は優しいひとだったらいいと思ったけど、出来たら自分はカトリックだから、この人もカトリックだったらいいなと思って、こわがりながら「あなたの宗教は?」と聞いたという。彼は「ぼくはカトリック」と答えた。その瞬間に、イマキュレさんは「ああ、やっぱりこの人、わたしの人生にようこそ!」と思ったという。それで二人は結婚して子供も出来て、イマキュレさんは自分の家族を作って幸せに、今もアメリカ国連で働いている。

わたしは陽子ちゃんに最後まで教えてもらって、本当に信じられなかった。
信じられなかったのは、もう一つあって、イマキュレさんは家族が殺されたあと、フランス軍に助けられて働いていたとき、フランス軍のひとは彼女の味方をしてくれた。それで、家族を殺したフツの犯人をさがして、イマキュレさんに教えた。そのフランス軍人は、「あなたが望めば、犯人を殺してあげる」と言ってくれた。その後イマキュレさんは、犯人に会いに刑務所に行った!犯人は、なんと自分がよく知っている村の男だったという。
イマキュレさんは、その男を見た瞬間、涙がいっぱい出てきて、その瞬間に出た言葉は
「あなたを許します」と言った!!!ということだ。


どうしてテレビは、最近ダイエット番組ばっかりやってるけど、こういう女性を取材して
紹介しないんだろう。

わたしがイマキュレさんの本当の話で言いたかったのは、絶対に人は最後まで希望を持っていたら、すごく強いということ。あと、この人がどうして人生のいろいろ所で、まるで本当に神様が来て必ず助けられているのは、彼女がどんなときもすごい努力の人だったからだ。トイレの中90日は、自分の家族が殺されたかもしれない悲しい気持ちもあったし、いつ自分も殺されるかわからない恐怖もあったし、お腹もすいているし、お風呂も入れないで汚いし、体はかゆくて、熱も出てどうしようもない状況なのに、それでも自分の出来ることを探して、あの中で英語を死ぬほど勉強した。希望がなくなって苦しんでいる人に、他のひとがなんていっても「最後まで希望を捨てたらだめ」と勇気づけてあげていた。助けられた後、普通だったらもう疲れているし、家族はみんな殺されたことを知って、自分も死にたいくらいの悲しみがあったのに、他の家族がなくなった人たちのために働いた。

そして、普通だったら自分の愛する家族を殺された犯人に対して、何ヶ月もしないうちに「あなたを許します」と許すことができるだろうか。わたしは日本のテレビを見ていると、いろいろ事件に巻き込まれた人、犯罪で家族を殺されたひとは、家族は殺された家族の部屋をずっとそのままにして、何年たってもうらみをもっていて、裁判で犯人が死刑になるのを望んでいるのをよく見る。そういうのを見るたびに、わたしは「ああ、そのままじゃ殺されたひとは絶対新しいサンサーレ(輪廻転生)に行くことが出来ないで苦しむだけなのに」と思ってしまう。わたしの仏教では、うらみは永遠に繰り返されるから、それをどこかで切って終わりにするには、自分が相手を許すことだと教えられている。だから、わたしは今までの人生でスリランカでもいろいろ意地悪をされたり、日本でもひどい差別をされて、いろいろ言われたことがあるけど、その相手に対して「うらみ」をもたないように何とも思わないようにしてきた。

だけど、やっぱり家族が殺された気持ちは、そのひとたちにしかわからないと思う。でも、何年かたって犯人を許すことができる心ができたとしても、イマキュレさんみたいに何ヶ月だけで、家族をひどい殺し方した犯人を許す心が出来るのは絶対にありえないと思う。
でも、イマキュレさんはその犯人を許そうという気持ちに決めた。

だから、こういう人だから神様はキリストでも仏陀でも、きっと彼女を助けようとして味方になってくれたんだね。チャーチに行って祈ることは誰でもできるけど、そういう人を神様は本当に助けてくれるんだろうか。カトリックは人を1000人殺しても、キリストは許してくれるという教えだというけど、だけど、結局、ただ祈るだけの人は絶対に本当に幸せのところにつながっていない。イマキュレさんは、どんなに苦しい状況でも、他の人たちのことを考えて行動することが出来たし、信じられない努力ができる人だ。だから、自分にも自信を持って、悲しみの底に落ちないで先に進むことが出来たんだと思う。仏教やヒンドゥー教ではそういう人に対して、普通は人が神様を祈るけど、反対で神様がそういう素晴らしい人を尊敬して、お参りするみたいに、頭を下げて守ろうとすると言われている。カトリックはわたしは詳しくはわからないけど、やっぱり相手を許すことと、どんな苦しいときでも他のひとのことを考えてあげること、現実をうけいれて、自分にできる努力をすることができる人が救われていくというのは、やっぱり仏教と同じものがあるみたいだ。

でも、誰もみんながイマキュレさんみたいに強い人じゃないと思う。家族が殺されて精神が異常になって何もできなくなってしまっている人もいっぱいいると思う。あと、やっぱりイマキュレさんに最初にあったものを考えると、明るいポジティブ性格と教育レベルが高かったことは彼女が発展していくのには大きな力だった。やっぱり自分の頭で何が正しいことか、何がいけないことか、今どういう状況か、これからどうすればいいか、しっかり頭で論理的に考えられるようになるには、やっぱり高い教育を受けていたことはつよい。だから、これから何が自分には必要かということがちゃんとわかっていたし、今まで努力をしてきた人だったら、必要なことに努力をすることが出来る。そういう自分に自信を持つことができるからだ。

だけど、やっぱり誰もがみんなイマキュレさんみたいになることができない。だから、そういう人がこの世界には必要で、心が弱くて苦しんでいる人に、道を教えてあげることが必要だと思う。イマキュレさんの本のタイトルは日本語は「生かされて」になっているけど、やっぱり何のためにこの人が殺されないで生かされているか、わかる。
誰もイマキュレさんみたいに、強く自信を持って生きることは出来ないけど、その人生を知って、「ああ、わたしももっと出来ることがある!」「もっと頑張らないと!!!」と思って少し強くなることができるでしょ!

わたしのお店は、わたしが基本的に仏教とヒンドゥー教のことを信じているから、殆どクロスのデザインは作ったことがない。今回クロスのデザインのオーダをもらって作ることになった。このオーダーをもらったときか、もらう前かわからないけど、同じときに陽子ちゃんが何か思い出したみたいにルワンダ紛争を勉強しはじめちゃって、この本を知った。そうしたら、ただ単にクロスというモチーフデザインを作る気持ちじゃなくて、わたしたちは、何かすごく意味が深いものを作っている気持ちになることが出来た。
知らなかったことをまたいっぱい教えてもらえて、本当に感謝している。

この2つのクロスみたいに、いつも明るい方に向かって頑張れるといいね!


今日は、またすごく長くなっちゃってごめんなさい。
でも、わたしは本当はもう一つのことを書きたかったんだけど。
だって、この本のイマキュレさんみたいにみんな強くないから。イマキュレさんも、
もともとお金持ちで頭が良い両親のところに生まれて、大学にいくことができたから、あとでどうやって自分で生きていくか、考えることができて努力も出来たけど・・・
もし、すごく貧乏で学校も行けなくて教育もなかったら・・・それでやっぱり紛争で殺される立場になったら、どうしたか・・・わたしは仏教の本当の意味はそこにあると思うんだけど、また長くなっちゃうから、もう少し考えて次回書くことができたら書こうと思う。

でも、この本は日本の人が読んだら、きっと何かパワーをもらえると思うから
興味があったら、読んでみてください。
今回のブログは、本当に長すぎてごめんなさい。
あとここまで読んでもらってどうもありがとうございました。
わたしや陽子ちゃんのことをいろいろ心配してくれたり
オーダをくれるお客さん、5年も前に買ってくれたお客さんで、
今でも元気がでるようなメールをくれる皆さん
本当にどうもありがとございます。

皆さんの頑張っていることがちゃんと結果になって現れますように!!!
まだ寒い日もあると思うから、かぜをひかないように気をつけて下さい。
どうもありがとうございました。


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