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プラちゃんの部屋~変てこスリランカ人留学生(だった)奮闘記~

漢字間違えてても言葉変でも気にしないでね~

石の仕入れ

皆さん、こんにちは!
帰国してから、ゆっくりいろいろ書けなくてごめんなさい。
わたしのホロスコープ仕事は全部やっと終ったから、やっとこれを書く時間ができた。
書きたいことはいっぱいあるんだけど、私は店長だから、石のことを最初に書きます。
あとは、お客さんにもらった募金でやってきたことも書かないといけない。
この二つをまずさいそに書きます。

わたしの家です。お母さんが小さい店を始めた。これはまた今度かくよ。


とにかく今回のスリランカの感想は、今までで一番大変だった。
奥さんの陽子ちゃんがこれないから、全部わたしだけでやらないといけなくて、
毎日雨ばっかりだったし、停電の日もあったし、本当に仕事が進まなくて困っていた。

一番困ったのはオーダーしてもらったジュエリーを作るのに必要な石を仕入れることだ。
今までは宝石がとれるところで有名なラトナプラに何回も行けば、何とか買ってくることが出来たけど、今回はラトナプラにも無くって、あるものをしょうがないから買って、
ジュエリーを作ったけど、後から来た陽子ちゃんに「こんな汚い石でいいわけないでしょう!!!」と怒られて、作ってあったジュエリーから汚い石をとって、また二人でいろいろところへ石を買いに行かないといけなくなった。
コロンボやニゴンボという所の大きなジェムセンターにも行ったけど、結局買えるものは3mmの石しかなくって、わたしたちも何日も車でいろいろところへ行って、疲れて死にそうになっていた。

探せない石は、もう4mmサイズだと殆ど難しいけど、1番はルビーで、次はピンクサファイヤ、ブルーサファイヤの順番で探せなかった。ルビーは3.5mmも探せない。

とりあえず、わたしたちはコロンボのワールドトレードセンターにいかないといけなくなった。
陽子ちゃんの乗る予定だった飛行機が、エンジン事故で乗れなくなって、遅れてきた理由で、チケットをもう一度確認するために、スリランカエアライン本部に行かないといけなくなったからだ。
わたしの家はガンパハという県だけど、車で2時間くらいかかる。


車の中から見たワールドトレードセンター
ここで運命の出会いがあった!


わたしはもともと田舎に生まれて、あまりこういうコロンボの都会に来たことが無かったから、とても緊張していた。チケットは何とかFIXできて、安心した。
お腹がすいたから中のレストランでご飯を食べたけど、普通のスリランカのご飯で
二人で900ルピー(900円)もした。町の中なら二人で半額で食べられるけど、何だかあんまりおいしくないのに、高かったねと話しながら店を出て歩いていた。

そうしたら陽子ちゃんがある男の人を見つけて、「あれ~?この人、どこかで会ったことあるかなあ?」と言って、ちょっと見ていると男の人も気づいて、私たちに話しかけてくれた。その人はアショーカという名前でビジネスで、ワールドトレードセンターにきていた。その人とは会ったことは無かったけど、何とその人は前の大統領と一緒に日本にきたことがあるんだって。今の大統領もアショーカの友達だという!

それよりもわたしたちがジュエリービジネスをやっていて石を買うのに困っていると言ったら、「あーそれならわたしの親友が海外に石を輸出しているから紹介してあげるよ」といってすぐにその人のところへ連れていってもらうことになった。

わたしたちも、コロンボの都会でこういうところで出会った人は、すこしあやしいと思う気持ちがあったけど、もうどうしようもなく困っていたからついていった。

アショーカの車の中には何かのリモコンがあって、陽子ちゃんがこれは携帯電話かときくと、家の車のガレージのリモコンキーだといった。それでわたしたちは、この人はかなりお金持ち人だと思った。
石を売ってくれる人の家にいく途中の車の中で、アショーカは日本が大好きで日本で食べた刺身やラーメンの話をして、わたしたちも段々この人が信じられるかもしれないと思うようになった。

石を売ってくれる人の家は、また大きなお金持ち家だった。
わたしも陽子ちゃんも少し緊張していたら、石を売ってくれる人が出てきて
「あー、どうもどうも、はじめましてー」と日本語で言って、頭を下げた。
ビックリしたのは、その人が日本に何年も住んでいて日本語がペラペラだということだ。
その人の名前はDさんという。(日本のジュエリー業界の人が見たら、やばいから顔も
名前も出したらだめと言われている)
Dさんは、世界から原石を輸入して、自分のところでカットをして日本や世界のジュエリー問屋さんのところに卸している人だった。
特に日本は関西の方が中心だということで、陽子ちゃんは「関西人の相手ビジネスなら、しっかりしたものを売ってくれるでしょう」と言った。

右がアショーカ。左が秘密のDさんだ。


とりあえず、石の話をして今回ジュエリーに必要な石だけ2~3日で用意してくれることになった。普通スリランカ人の店にいくと、その店になかったら「うちにはない」と言っておわって、自分で次の店にいかないといけないけど、Dさんはわたしたちの見ている前でいろいろ所に電話をかけてくれて、石を探してくれた。
ただ、わたしたちが必要な石は4mmの大きさだから、少し大きい石はリカットして大きさをそろえないといけない。

自分の家にカット工房があった。Dさんがいうのは、うちのカットの技術は特に高いし、それはそれだけ他のカット工場よりもいっぱいお給料をあげているといった。
そして、石をカットすることはただ仕事をするだけの目的じゃなくて、バーワナーの効果があるといった。バーワナーは瞑想のことで、一生懸命石に集中して作業をしていると、他のことは何にも忘れないといけない。そうするととても綺麗なカットの石が出来るんだよ。といろいろ教えてくれた。

カット工房のひとたち



わたしたちが少し安心したのは、Dさんが関西人相手のジェムディーラーということだけじゃなくって、とても石のことが好きな人で、自分の下で働いている人たちにも良い教育をしているということだ。

とりあえず、石のお願いをしてかえることになった。
帰るとき、アショーカはわたしたちが行ったことがないような所へいろいろ案内してくれた。
国際展示場だよ。


あとは、スリランカの警察をまとめている一番上の人にも会いにいって、わたしと陽子ちゃんを紹介した。スリランカは警察がまだワイロや汚いことで動く世界だから、お金がないと、何かの事件があったとき困る世界だ。アショーカは、この人と知り合っておけば、あなたたちが何かヤバイ事件があっても大丈夫だよということを見せたかったみたいだ。

あとは、ぺターというところのジュエリーを作るのが得意な店がいっぱいあるところも紹介してもらった。とにかくアショーカは顔が広くて何のことでも知っている。

ぺターの町。前がアショーカ。



わたしは家に帰ってもなんか不思議な気分だった。今までわたしが一人でやっていたときは毎日雨ばっかりで、陽子ちゃんが来たとたんに雨がふらなくなった。
チケットをつくりにいったのに、陽子ちゃんが見つけた人がまさかこんなにいろいろやってくれる人で、あんな大きいパワーのある人たちと知り合いで紹介してもらうことが出来た。

石を買いに行ったとき、アショーカやDさんとわたしと陽子ちゃんはすぐに仲良くなっていろいろ話をした。途中で手の占いの話になって、アショーカがわたしの手を見て、昔はとても苦労をして家を何個もかわっている、でもこれからはビジネスが成功する良い手をしていると言ってくれた!
アショーカはわたしたちが石を買って、Dさんから少しはマージンをもらうかもしれないけど、まぁ、それでもいいと思った。

3日後、石をもらいに行った。本当に石ができているか不安だった。
一応、スリランカで私たちの仕事をしている私の弟も紹介しようと思って連れていった。
わたしと弟のスドゥ。

わたしの後ろの写真はDさんの娘で「おしん」という名前だ。Dさん夫婦が日本にいたときに生まれた娘で、そのときにはやっていたドラマがおしんだからだって!
Dさんが「おしん、おしん」と娘を呼ぶから、陽子ちゃんはおかしくて笑っていた。
おしんは貧乏な日本人なのに、こんなお金持ちのプクプク顔のスリランカ娘がおしんだからおもしろいと言った。

とりあえず緊急必要な石がやっと買えた。
石をリカットしてもらったら、やっぱりカットが上手だから石がすごい綺麗なやつで、
陽子ちゃんもこれはかなりいいものだよとビックリしていた。
値段はやっぱり高いけど、コロンボにはもっと高くてこれよりクォリティない石がいっぱいあった。
これが買えた石。本物はもっと光っていてすごく綺麗だ。


そして、ストックの石は全部これからDさんにお願いするようにした。
Dさんはまずバンコクから石を輸入して、Dさんの工房でカットして、日本のわたしたちのところへ送ってもらうことになった。バンコクはミャンマールビーとかいい石がいっぱい集まってくるから、そこに集まってきた石を仕入れて、わたしたちに必要な数と大きさを用意してくれることになった。
だから今までは石をスリランカで管理していたけど、これからは日本のわたしたちのところで管理をして、ジュエリーのオーダーがあったら、オーダーシートと一緒にスリランカに送ることになった。
もともとスリランカにあった石をスリランカで買うわけじゃないから、いろいろコストも今までより多くかかってしまうけど、でも今までよりもなんか綺麗な石が手に入るし、日本で陽子ちゃんがお客さんひとりひとりのために合う石を選んでスリランカに送るから、今までよりいいジュエリーを作れると思う。
やっと、わたしたちもビジネスは続けていけそうだと思った。

本当はストックの石まで用意できなさそうだったら、今回注文をもらっているお客さんのジュエリーだけ作って、お店をやめて紅茶ビジネスでもやろうと思っていた。陽子ちゃんがOKをくれない石なら、スリランカでも見つけられるけどいい石が見つからなかったら、もう続けられないからだ。

アショーカと偶然知り合ったのも、きっと偶然じゃないんだと思った。
だから陽子ちゃんがこの人はなんかあるなあと思って見ていたんだね。
わたしたちも石を探すのに苦労して死にそうになっていたけど、
やっと明るい道が見えてきて、また元気になることができた。
ほんとうに神様に感謝している。


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コメント

不思議ですね…

お話を読ませていただいていると、何かのお導きというか、目に見えない力が働いているような…
きっと神様がお二人のお仕事を見守っていて下さるんですね…
(。。。思わずそんなことを想像してしまいました)

  • 2008/10/08(水) 02:33:34 |
  • URL |
  • blue mountain #-
  • [ 編集]

すんご~い!

運命的な出会い!
意思を持って人のために頑張ってれば、きっといいことが巡ってくるんだね。

しかし、新しいお店にはびっくりだよ~!すごい立派でかわいいねぇ

  • 2008/10/10(金) 15:43:52 |
  • URL |
  • reiko #-
  • [ 編集]

コメントみなさんありがとうございます。
blue mountainさん、次は募金のこといろいろ書きます。あと陽子ちゃんが水道みたいなかたちの何か送るといっています。

れいこちゃん
スリランカでいろいろ人にれいこちゃんのこと聞かれたよ。家の中もお嫁様のおかげで綺麗になったから、また遊びにきて下さい。

  • 2008/10/11(土) 16:37:52 |
  • URL |
  • Prasanga #-
  • [ 編集]

よかったですね

なかなか良い宝石が見つからないとうかがっていたので、これから先のショップがちょっとだけ心配でした。信頼できる方とご縁があって本当に良かったですね。  
新作のジュエリー、とってもゴージャスで素敵です!うっとりします。

  • 2008/10/16(木) 23:28:21 |
  • URL |
  • カオルン #-
  • [ 編集]

ありがとうございます。
わたしのお店のジュエリーを買ってくれたお客さんかな!
いろいろ心配してもらってありがとうございます。
ジュエリーも褒めてもらってありがとうございました!

  • 2008/10/17(金) 12:23:21 |
  • URL |
  • Prasanga #-
  • [ 編集]

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